本校は、大正10年に山口県で初めての県立工業学校として設立され、今年で創立102年目を迎えました。

「愛と正義」の校是のもと、山口県の工業教育の牽引役として、地域社会の要請に応え、優秀な中堅技術者を育成しています。これまでに1万9千名を超える卒業生を輩出し、瀬戸内工業地帯をはじめ全国各地で工業立国の日本を支える人材として活躍しています。

山口県立下松工業高等学校 校長 大田 真一

山口県立下松工業高等学校

校長  大田 真一

現在、全日制は「システム機械科」、「電子機械科」、「情報電子科」、「化学工業科」を、定時制として「機械科」を設置しており、専門高校に求められる「将来のスペシャリストの育成」、「将来の地域産業を担う人材の育成」、「人間性豊かな職業人の育成」に努めています。

「将来のスペシャリストの育成」については、わかりやすい授業の展開をとおして、専門性の基礎・基本を確実に身につけさせ、生徒が主体的に資格取得等にチャレンジすることで「ものづくりの教育」の充実に努め、高度情報化、グローバル化社会で活躍できる人材を育成していきます。

「将来の地域産業を担う人材の育成」については、インターンシップやボランティア活動などをとおして、コミュニケーション能力や社会への適応力を高め、さらには地元企業や地域の人たちとの連携を深めることで、地域から愛される学校を目指していきます。

「人間性豊かな職業人の育成」については、日常の学校生活を通して、あいさつができる、欠席・遅刻をしないなど基本的な生活習慣を確立し、社会や学校のルールを守るといった規範意識の醸成に努めるとともに「おもいやりの心」を育てていきます。

こうしたことを着実に進めながら、人としてあたり前のことをあたり前にできる「凡事徹底」を極め、生徒一人ひとりの夢がかなえられる「自信と誇りのもてる学校」となることを目指していきます。

本校教育の推進に向けて、皆様方の御支援と御協力をお願いいたします。