3年生

鍛造 実習風景

フライパンの製作 (3年生)

鉄板(厚さ3.2mm)とフラットバー利用いてフライパンを製作しました。

この実習では鉄を熱するため高熱になりすすが出たり、鉄の不純物が周辺に飛びます。
また、アーク溶接をするため強い光、高熱などが出ます。



1週目 寸法取

まず、シャーで大きく切断します。

この鋼材からフライパンにします。

ケガキ針とコンパスで大きさを下書きします。

ケガキ線にそって再度シャーで切断し多角形にします。

グラインダーで角を丸くします。

この鋼材を鍛造でフライパンにしていきます。



2週目 鍛造

炉に点火。

バケツでコークスを入れています。

炉に鋼板を入れて熱しています。
 
 

熱した鋼板をハンマーで叩き形にしていきます。
赤い部分は1000度、黒いところでも600度あり、注意深く実習をします。

鋼板を回しながら均等に叩きます。
鉄は熱してもやはり固く、重労働で思うように形になりません。

  フラットバーを熱し万力で固定し柄を作ります。

フライパンと柄のパーツです。



3週目 柄の溶接

 柄とスライパンを溶接で固定しています。
 溶接範囲が狭く難しい!


アーク溶接で柄を取り付けます。
 

実際に取り付ける前に練習です。
溶接もアークの部分は1000度、黒く見えるところも
かなりの高温で注意深く実習をします。

ロックプライヤーで柄を固定します。

   本番、一発勝負で溶接です。

アーク溶接する範囲が狭いので難しいです。

   完成品。

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