1. 七星映ゆる笠戸湾
    虹の香匂う鷲頭嶽
    歴史は古き末武に
    天地の正気集まりて
    照らす金輪の松の下
    文化の都ひらかんと
    国の礎工業の
    旗ひるがえす久原翁
  2. おおわが郷土荒廃の
    あやめもわかぬ岐れ路に
    協調進取人の和を
    あつめて興す学び舎に
    平和の光立国の
    赤誠は遂に顕われて
    真理を拓き産業の
    栄を招き久原翁
  3. 山松工を名にし負える
    三十五歳の深みどり
    操は堅き五千人
    友愛正義を奏でつつ
    科学のわざに励むとき
    側々として迫りくる
    感謝の思いつきせぬを
    仰ぐ光の久原翁